会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。

ACPCの専務理事であり、大阪のプロモーター・グリーンズコーポレーションの代表取締役社長、鏡孝彦による連載コラムです。

鏡孝彦ACPC専務理事
(グリーンズコーポレーション代表取締役社長)

キープ・オン・初期衝動!

いや〜暑い! ほんまに暑いし、湿気も多い。そんな大阪の夏の1日、知り合いの事務所が移転したので打合せ兼ねて暑中見舞いに行きました。いいっすね、庭のあるオフィス。蝉が多いけど。オーディオルームに連れて行かれて、聴きました。ビートルズの「Please Please Me」英国初回アナログ盤! 勿論、モノラル。お〜何という迫力! 分厚い音! 4人が、すぐそこで演奏しているみたい。汗とか唾が飛んで来るライブ感! そして、不良の香りが匂いまくり。こりゃ売れるわ。僕らが子供の頃に聴いたステレオヴァージョンとは、全く違うと言ってもおかしくない。品行方正とは真逆なイメージ。当時は、イメージ変えて伝えられてましたからね。このモノラル版、BGMにはなりません。当時のライブ、見たかったなぁ。

そんなビートルズのアルバムから50年。ローリング・ストーンズがグラストンベリーに出演。映像で見ただけですが、69歳のミック&キース、現役ですね〜。特にミックの動き、69の動きじゃないですね。ものごっつい健康・身体管理なんでしょうね。それと40年続いているフェスに、50年続いているロックバンドが初出演!というのが、何か感慨深いんです。日本でもロックバンド50周年、フェス40周年とか、やりたいですよね。あんなアーティストとこんなコンテンツを創って、より多くの人に伝えていくという事、初期衝動を忘れる事なく、続けていきたいと思います。
「聞こえない歌を繰り返し聞かされる 薄っぺらい希望に人々は踊らされる」
そんな世の中にならない様にしましょう! そうですよね、清志郎さん!


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