会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。

ACPCの専務理事であり、大阪のプロモーター・グリーンズコーポレーションの代表取締役社長、鏡孝彦による連載コラムです。

鏡孝彦ACPC専務理事
(グリーンズコーポレーション代表取締役社長)

今年もがんばります

皆様、寒中お見舞い申し上げます。本年もACPCを宜しくお願い致します。本日、つい見てしまったメルボルンの錦織圭。2回戦、どうなるのか? サーブは力強いし、コーナーギリギリに決めるし、チャレンジには成功するし、一時はどうなるか??と思いましたが結果はストレート勝ち。日本でもまた勇姿を見せて欲しいですね、聖地・有明で。そう、コロシアムで。ん? 有明と言えば、昨年決定が出たアリーナ。本号の会長対談でも詳しく話されていると思いますのでぜひお読み下さい。大阪にもこの規模の会場が欲しいですね。万博? IR? 大阪で進んで行くのでしょうか?

会場不足以外にもチケット高額転売、アルバイト不足等、今年も取り組む問題が多々有ります。昨年のACPC研修会(参加人数27社159人! 素晴らしい!!)でもこれらを取り上げ、若干各地の温度差は有りながらも共通の問題として認識し、熱いディスカッションが行われました。今後も情報を共有し、各地各社のアイデアを集約していければと考えております。事務局の皆様、宜しくお願い致します。

話は変わって、年末に「音楽フェスの隆盛と飽和状態」というWeb記事が出ました。モノ消費からコト消費へのシフトで、生の体験を売り出すスタイルに変化しているが、観客はシビアな判断をする。故に規模が拡大するアーティストと演奏する機会を失うアーティストがいること、またアーティストサイドの意見としてヒトリエのVo・wowaka氏は「フェスはシビアだが、そこで評価を得られる事は大きなモチベーションになる」と話してます。今年もアーティスト、コンテンツの付加価値を高め、お客様に笑顔と感動を持って帰って頂けるように頑張ります。ところで事務局の鬼頭くん、大晦日は、紅が勝ちですか?


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