会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。

設立25周年を記念して行われた、ACPC歴代会長対談。前号では、主に設立からJASRACとの団体協定締結までの道程を振り返りましたが、今号では、現在のACPCとコンサートプロモーターの問題点、現場で働く若いスタッフへのメッセージを語る「後編」をお届けします。

人材育成から交流へ

(左)永田友純 株式会社ホットスタッフ・プロモーション代表取締役会長 兼 社長
(中央)宮垣睦男 株式会社デューク取締役会長
(右)山崎芳人 株式会社キョードー東京代表取締役社長
撮影:小嶋秀雄

永田:全国の会員社で共通した問題があるとするなら、人材不足だと思います。例えば若いスタッフが入社しても、日々の仕事が忙しくて、なかなか新入社員のスキルアップまで手間をかけていられない現実があります。そこをACPCが担うようなシステムができるといいですよね。もちろん、今もACPCでは人材育成研修会を行っていますが、もっと頻繁に、さらに実務的なスキルを教えられるようになれば、各社に欠けている部分が補えるのではないでしょうか。

宮垣:例えば、他社の現場に若いスタッフを送り込んでもいいわけですよね。いつもとは違う現場を踏むことによって、「うちとは精算のやり方が違うな」とか「アーティストのピックアップをこんな風にやっているんだ」と気づいて、自分の仕事に取り入れることもできる。人材育成だけではなく、人材交流にもつながれば一番いいでしょう。もちろん実際にはなかなか難しいと思いますが、少なくとも研修の数はもっと増やすべきだと思います。

永田:現実的なスキルのアップ、レベルアップにつながる取り組みを増やすことは大賛成です。


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