会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。

世代を越えて話し合う 夜間分科会で近づいた距離

撮影:小嶋秀雄

去る2月3日に、熱海シーサイドスパ&リゾートにて平成26年度ACPC人材育成研修会が行われました。団体設立25周年の記念事業として、宮城県仙台市で開催された昨年度の人材育成研修会は「東日本大震災以降のライブ・エンタテインメント」がテーマでしたが、今回はコンサートプロモーターにとって根幹にある業務や長年の課題をじっくり考える内容。この日、会場はACPCで貸し切られており、午後の講演と理事3名によるフリーディスカッション、夕食をはさんで、出席者が各班に分かれて参加した夜間の分科会へと研修メニューは続き、まさに合宿状態。日頃は顔を合わせる機会が少ない全国加盟社のスタッフ同士が、世代の壁を越えて例年以上の濃密なコミュニケーションをとりました。

司会を務めた横山和司理事

当日の司会進行を務めたのは横山和司理事(ホットスタッフ・プロモーション)。横山理事の紹介とともに中西健夫会長(ディスクガレージ)が登壇し、開会の辞を述べました。
「昨年2014年の全国加盟社の総売り上げは約2750億円でした。この数字にはマーチャンダイジングの売上は含まれておらず、すべて含めたライブ・エンタテインメントの市場規模は約4000億円にも上ると推定されます。CDの市場規模はすでに超えており、私達が携わっているライブは、ポピュラリティがあるジャンルになったといえるでしょう。一方でジャンルが大衆化されればされるほど、新たな問題が起きるのも事実ですし、東京オリンピック・パラリンピックを前に多くの会場が改修・改装に入ってしまう、いわゆる2016年問題などもあり、市場の拡大は今後難しくなるとの見方もあります。そんな時代だからこそ、全国の仲間が集まり、徹底的に話をすることに意味があると思います。今日は皆で意見をぶつけ合って、より良いACPCを目指していきましょう」

以下に続いた講演の内容は2~4ページで紹介します。

全国加盟社から集まった参加者の皆さんは、熱心に講演に聞き入るだけではなく、登壇者に質問を投げかけることも


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