会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。

女性講師を囲んだ懇親会も実施。各班に分かれた夜間分科会も

昨年に続いて宿泊施設を貸し切り、夜間まで集中研修
今年の特徴は女性&若手参加者の飛躍的な増加

去る2月1日、平成27年度ACPC人材育成研修会が、昨年に続いて熱海シーサイドスパ&リゾートで開催されました。ACPCで貸し切られた会場では、午後から二つの講演と懇談会、夕食をはさんで出席者が各班に分かれて参加した分科会が行なわれました。

開会の挨拶をする中西健夫会長

今年度の特徴は、例年男性が3分の2、女性が3分の1という参加者の比率が逆転して、女性が100名以上、そのうち約70名が20代という、今後のライブ・エンタテインメント業界を担う若い方が大勢参加されたこと。ここ数年、女性スタッフの活躍が目覚ましいこともあって、大森奈緒子さん、鈴井亜由美さんという女性お2人を講師にお招きしました。

当日の司会進行役を務めたのは横山和司理事。横山理事の紹介で登壇した中西健夫会長による開会の挨拶で、人材育成研修会はスタートしました。

「ライブ・エンタテインメント業界は活況を呈していて、2015年は5000万人近い動員があったと予測されます。10年くらい前は、コアな音楽好きがライブに足を運ぶという状況だったのが、多数の人が気軽にライブへ行く時代となりました。多くの人達がネットで情報を得る中で、リアルに音楽を感じたい人が増え、音楽の楽しみ方も変わってきたのでしょう。

司会を務めた横山和司理事

ACPCとしても音楽業界全体で考えても素晴らしいことだと思います。しかし、東京オリンピック・パラリンピックを前に、会場の改修や閉館が続くことで会場の需要と供給のバランスが崩れ、不正なチケット転売問題も大きくなっています。それが原因でライブの動員が鈍るのはなんとしても避けたいことだし、それを外側から支えるのが僕達の仕事です。音楽が好きな人、また、これから音楽を好きになりそうな人達をもっともっとライブ会場に呼び込むには、どうしたらいいのかを皆で話し合う、そんな建設的な研修会にしましょう」

以下に続いた講演・懇親会は2ページ以降で紹介します。

会場では女性参加者の姿が目立った。写真右は講師・大森奈緒子さんを囲んだ懇親会


同じカテゴリーの記事

[SUMMER.2018 VOL.38] コンサートプロモーターが日々実感している「使いやすい会場」「使いにくい会場」

[SUMMER.2018 VOL.38] チケット高額転売問題、法案提出へ 超党派の国会議員が参加し総会を開催

[SUMMER.2018 VOL.38] 中西健夫ACPC会長連載対談 Vol. 22 梅澤高明(A.T. カーニー 日本法人会長)

[SPRING.2018 VOL.37] お客様への対応、会場運営のクオリティに直結するライブ・エンタテインメントの現場の労働力不足

[SPRING.2018 VOL.37] #高額転売NOを伝えていくために

[WINTER.2018 VOL.36] Sapporo Creative Convention「No Maps」 開催の目的とプロモーターの役割

[WINTER.2018 VOL.36] 中西健夫ACPC会長連載対談 Vol. 21 桑波田景信(一般社団法人日本音楽出版社協会会長)

[AUTUMN.2017 VOL.35] 中西健夫ACPC会長連載対談 Vol.20 湯川れい子 音楽評論家・作詞家

[SUMMER.2017 VOL.34] 音制連・ACPC共同企画/特別鼎談 チケット高額転売問題、立法化へ向けた第一歩

[SUMMER.2017 VOL.34] 中西健夫ACPC会長連載対談 Vol.19 平田竹男 内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局長

もっと見る▶