会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。

椎葉克宏『コンフィデンス』編集長に聞く「ライブの未来を探るための誌面」

業態を越えた関心事

椎葉克宏 株式会社oricon ME 『コンフィデンス』編集長
撮影:小嶋秀雄

株式会社oricon MEが発行する『コンフィデンス』誌にて、昨年7月10日号よりACPCと同誌が共同で編集にあたる連載「ORICON LIVE STUDY with ACPC」(月1回掲載)がスタートしました。同連載はACPCの調査研究機関であるライブ・エンタテインメント ラボが常日頃行っているライブ業界の課題に対する取り組みを、雑誌メディアの情報発信力を活かして広く周知する試みですが、ACPCと共同で「STUDY」していく立場となった『コンフィデンス』誌側には、どんな狙いがあるのでしょうか。椎葉克宏編集長にお話を伺いました。

椎葉 最初にACPCさんからお話をいただいた時は、1ページまたはもっと小さい枠で、一緒に研究しながらつくっていく勉強会的な記事という構想だったんです。そのご提案を聞いて、ここ数年ライブ・エンタテインメント自体が盛り上がっていますし、その中で何かしらの課題をあぶり出すとするなら、1ページくらいのスペースだと足りないかなと思いました。それでページ数を多めに割いて、定期的に展開していく方針で連載をスタートしたんです。編集側としても、ライブにテーマを絞った同様の記事が他メディアで読めるわけではないですし、定期性があったほうが購読者を獲得できるのではないかと判断したんです。

本来うちは音楽のCDセールスをベースにした雑誌で、購読者もレコードメーカーの皆さんが中心です。以前であれば、ライブはプロダクションやコンサートプロモーターが手がけるものという役割分担があったと思いますが、時代が変わってきましたよね。レコードメーカーもライブを視野に入れなくてはいけなくなってきているし、何よりライブの市場規模が拡大し、業態を越えた関心事になってきていることが大きいと思います。


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