会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。

なぜ今、調査研究機関設立の必要があるのか
ACPC本体との役割の違いはどこにあるのか

「社会」と真剣に対峙するライブの専門機関に

山本幸治 ライブ・エンタテインメント ラボ副代表/ACPC顧問

ライブ・エンタテインメントに特化した調査研究機関として、今年4月に設立されたライブ・エンタテインメント ラボ。山本幸治副代表(代表には中西健夫ACPC会長が就任)に設立の目的と現在の活動状況をお伺いしました。

ACPCにおけるライブ・エンタテインメント ラボ(以下、ラボ)の位置づけは、分かりやすくいえば一事業部みたいなものです。これまでもACPCでは調査研究事業を手がけてきましたし、重要な活動の一つでしたが、ラボはもっと中長期的なビジョンで調査研究を行い、なおかつ立法機関、行政、自治体、企業など外部の方々にもご協力いただけるような専門機関にできればと考えています。

ここ数年、ライブ・エンタテインメント周辺で、社会との関わり方を真剣に考えなくてはいけない問題が数多く顕在化しています。それにともない消費者と事業者の関係を客観的な視点で検証し、我々が社会に対して何ができるのかを考えていくためには、業界団体とは少し違ったポジションからの調査研究が必要になってきました。ある意味、遊撃隊的な立場といいますか、最終的にはACPC全体で判断すべき案件であっても、準備調査のためにまず走り出せる組織といいますか。要するに社会とライブ・エンタテインメントの関係を俯瞰でレポートできるような組織が求められているのではないでしょうか。


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