会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。

ACPCの専務理事であり、大阪のプロモーター・グリーンズコーポレーションの代表取締役社長、鏡孝彦による連載コラムです。

鏡孝彦ACPC専務理事
(グリーンズコーポレーション代表取締役社長)

心の免疫力

新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りし、感染者の方々の一日も早い回復を祈念致します。この会報が読まれる頃には、全世界に明るい兆しが出ている事を祈ってます。これを書いている今日は、3月10日。新たに大阪で18人の感染者が出ました。内6名が、今までに発表されているライブハウスの参加者。またかいな! 勿論、ライブハウスが悪い訳では無いし、他の都道府県のライブハウスで感染者が出ていない事が、救いだったりします。多くのライブハウスが、感染拡大の防止の為に出来る限りの事を行ってはります。ほんとうに多くの公演が中止・延期となってますが、誰のせいでも無いので、全てがマイナス。どうすりゃええねん?と当たりどころが無く、記してます。

聞いたところによると、ある会社では払戻の規模が、昨年の大型台風などにより発生した過去最大規模の3.7倍にも及んでるとの事。これは、あくまでも現時点。今後の諸々の発表次第では、もっと大きな規模になる可能性もあります。中西会長は、3月9日の朝日新聞デジタルの取材で「3月末位が限界だ」とおっしゃってます。私もそう思います。「心の免疫力を高める為にもスポーツも音楽も含めたエンタテインメントが一緒に頑張っていきたい」とも話されてます。ほんまにその通りです。

スポーツ選手の素晴らしいプレイに力をもらい、アーティストの楽曲やパフォーマンスに勇気付けられ癒されて、1日1日を積み重ねてきた私たち。先日の音楽関係3団体の声明の様に、事態収束への意識を強く持って引き続き、頑張りましょう! しかし「よ」も「や」ももう少しテンポアップでワンチームにならんのかね? 事務局の鬼頭くん!!!


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