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ACPC基礎調査 2019年上半期のライブ市場調査データ
ACPCでは全国の正会員社を対象に、ライブ・エンタテインメント市場の調査を実施しています。
この調査報告は1989年より始まり、コンサートプロモーターの事業活動およびライブ市場の動向をデータ化した国内唯一の資料として、調査を重ねて参りました。
このたび、2019年上半期の調査データを発表いたします。
調査対象期間 2019年1月1日~6月30日
会員社数 69社(前年同期比 +1社)
総公演数 14,947本(前年同期比 +586本 / 104.1%)
総動員数 2250万1289人(前年同期比 +166万1601人 / 108.0%)
総売上高 1573億8585万円(前年同期比 +135億7333万円 / 109.4%)
<2019年上半期の市場概況>
前年同期比で、公演数・動員数・売上額のいずれも増加しています。
アリーナ会場の公演数が前年同期より56本増の728本、動員数は約59万人増の571万人になり、スタジアム会場の公演数が前年比16本増の120本、動員数は約41万人増の369万人と増加しました。
ホール・ライブハウスの公演数・動員も伸長していますが、野外は動員数が約12%減少しています。
エリア別の推移では関東の公演数・売上が減少しました。これは2006年以来の現象で、会場不足が伺えます。2019年下半期は東京オリンピック・パラリンピックを控えて、関東圏の会場が次々と改修・休館となるため、この傾向は2020年まで続くものと見られます。
国内アーティストは公演数が前年同期比103.2% 、動員数が108.3%と増加。海外アーティストの公演数が前年同期比120.6% 、動員数も105.9%で推移しており、海外アーティストは公演数・動員数共に2年ぶりの増加となりました。
チケットの平均価格は6995円(前年同期比101.4%)です。
データの詳細は以下よりご覧頂けます。
http://www.acpc.or.jp/marketing/